11/2 役人のコスト感覚

妻がドイツ・オーストリア8日間の旅に旅立ってしまったため、しばらくは独身生活。

今日は丸の内にある某大手弁護士事務所へ外回り。ドラマに出てくるような弁護士事務所そのもので、受付には3人の美人秘書が座り、豪華な内装の会議室へ案内された。なかなかこんなハイソなオフィスへ来る機会もないため、どうも落ち着かないが、一端慣れてしまえば、さぞや仕事の効率も上がりそうな気はする。それに比べて、一時代前の職員室のような雰囲気の役所のオフィスはなんて貧相なんだろうか。自分では何ら利益を上げていないので仕方ないのかもしれないが、仕事環境の悪さにより仕事の効率が落ちるのであれば、結果として国民全体にとっても不利益である。

夜は休前日で飲み会が入っていたにもかかわらず、他省のS室長のおかげで日付が変わるまで対面折衝。S室長としては、上から今日中に何らかの結果を出せと厳命されているらしく、あせっている。そんなに急がなければいけない理由はまったくないのだが、結果として血税から数名分のタクシー代を浪費することとなり、僕だけでなく国民全体にとってもいい迷惑だ。こういう管理職員が未だにたくさんはびこっている霞が関のコスト感覚のなさは何とかしたいし、こういう無駄遣いを仕事環境の改善に使ってほしいものである。