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11/4 「明治」という国家 [本]

司馬遼太郎の「「明治」という国家」を読んだ。学校の日本史では決して習うことのない(そもそも近現代まで到達しないことが普通だが)幕末から明治維新にかけての各登場人物の個性や哲学が詳述してあり、面白い。特に西郷隆盛が西南戦争で自刀するに至った経緯と苦悩は初めて知る事実であり、改めて、明治維新の偉人たちは本当に自分の命をかけてこの国を守ろうとしたのだということを思い知らされる。はたして、自分たちにその覚悟があるのかどうか。おそらくないだろう。

「明治」という国家〈上〉

「明治」という国家〈上〉

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 1994/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

「明治」という国家〈下〉

「明治」という国家〈下〉

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 1994/01
  • メディア: 単行本

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