11/25 MacのCM [テレビ]
最近、アップルのMacのCMがかなり集中的に放映されている。いくつかのバージョンがあるが、いずれのCMも、Macと普通のウィンドウズPCを擬人化し、右側に「マック君」、左側に「パソコン君」が立ち、会話をする構成。制作費用はほとんどかかっていないと思われる。これらのCMでは、二人の服装(マック君はカジュアルウェアなのに対し、パソコン君はスーツ姿)、会話のやり取りの中でMacが個性的であること、ウィルスに強いことなどをうまく強調しており、自分の持ち物について画一的であることを嫌い、そしてプライベートライフを重視する傾向のある最近の日本人に訴求する内容となっている。Macの中の特定の製品を宣伝しているわけではなく、Mac全般のイメージCMなのだが、なかなかの秀作である。
アップルがさらに上手なのは、年末商戦に加え、マイクロソフトが来年初頭にビスタを発売予定であることからウィンドウズマシンの買い控えが生じているこの時期に集中的にCMを流す戦略を採ったこと。シェアを奪うにはまさに好機であるが、すかさずつけ込んでいるところは素晴らしい。
2006-11-25 00:10
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