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12/24 最終走 [スポーツ]

今日の最大のニュースは、ディープインパクトの最終走に尽きるだろう。今年の有馬記念はディープインパクトが鉄板なので、単勝、連勝は馬券的妙味がなく、やむなく、三着馬までを当てる三連復を少々たしなむ程度としたが、今日は馬券が当たるか否か以上に(結果として当たったが)、ディープインパクトの無事な走りと強い勝ち方を期待していた。

朝から気もそぞろにテレビの前でスタート時間を待っていたが、14時半過ぎにパドックに現れたディープインパクトは、最近の数走と比べると若干入れ込み気味で、テンションが高い。頭のよい馬なので、今日が最後であることを自覚しているのだろうか。まあ、武豊がまたがって、本馬場で返し馬をするとスーッと気分良さそうに走っていったので、何も心配はない。

15時25分、GIのファンファーレが鳴り、スタート。長距離戦なので、馬群の後ろできちんと折り合いをつけるために武豊が意図的にスタートを遅らせる可能性もあるなと思っていたが、普通にゲートを出た。武豊もディープインパクトを信頼していたということか。個人的には、1周目のゴール板前までをスムーズにこなせれば、いつもの圧勝劇が見られるだろうと思っていたが、若干行きたがるそぶりを見せたものの、逃げ馬が速いペースで引っ張ってくれたこともあり、きちんと折り合った。あとは第三コーナー残り600mからの横綱相撲である。瞬時に先頭集団に大外から追いつき、ムチを一発しか入れず、手綱もほとんどしごかずのレースで他馬がまるで溺れているかのように見える次元の違う圧勝であった。まだ全然活躍して数々の記録を更新できるにも関わらず、これで引退してしまうのかと思うと本当に切ない。

意外だったのだが、武豊にとってはオグリキャップの劇的な最終走以来16年ぶりの有馬記念の勝利とのこと。あのときのオグリキャップの走りは未だに鮮烈に思い出すことができるが、本当にドラマを作り、そしてドラマになる男である。それにしても、あのオグリキャップの有馬記念からもう16年経っていたとは、年も取るはずである。


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