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8/13 ゲド戦記 [映画]

宮崎吾朗初監督作品ということで話題となっている「ゲド戦記」を観てきた。最近のジブリのアニメは欠かさず観ているが、今回の作品はナウシカレベルには至らないもののなかなかの秀作。自分の将来に不安を抱く少年が、出会いや戦いを通じて成長していくというあらすじであるが、ジブリの映画は、作品を経るにしたがって内容が難しくなっていく気がする。果たして映画館にたくさんいた子供たちにはどんな気づきがあったのだろうか。


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7/23 日本沈没 [映画]

鹿児島などの状況を見ているとシャレにならないが、テレビで熱心にPRされているので、どんなものかと思い「日本沈没」を観てきた。柴咲コウ、草薙剛が主演なのだが、豊川悦司、大地真央の名脇役の活躍があって初めて何とかなっている感じ。CGが多用されており、なかなかリアルに仕上がっている。まさに「デイ・アフター・トゥモロー」的なパニック映画で、ストーリー自体は悲壮感が強く漂う暗いトーンが基調。そういう中でも人間が健気に生きる姿を実は描こうとしているのか。ただ、エンディングはちょっと納得がいかなかった。DVD鑑賞でよかったかも。


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7/19 アイランド [映画]

ビデオ屋で「アイランド」という映画のDVDを借りてきて観た。クローンをテーマに扱った近未来映画で、砂漠にある地下工場内で、臓器移植などのために代替物として「飼われている」人間のクローンに自我が芽生え、工場内での生活に疑問を覚え、人間の住む工場外の地域に脱出するというストーリー。なぜ人間のクローンを製造することがいけないのか、その一方で、安全な臓器移植を行うためにはクローンを造らずしてどうしたらいいのか、などといったことについて具体的なイメージを持って考えさせられる映画である。ハリウッド映画はハリウッド映画なのだが、なかなか深い。

アイランド

アイランド

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: DVD


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7/2 カーズ [映画]

先週に引き続いて映画を観に行った。今日はディズニー映画の「カーズ」である。さすがに子供連れの客が多い。名前のとおり車が主人公、というか、車しか出てこない映画で、プライドの高い利己的なレースカー「マックイーン」がルート66上にあるさびれた田舎町で人情ならぬ車情に接しているうちに、自分が社会と切り離されては生きてゆけないことに気付くというストーリー。ストーリー自体は単純なのだが、利己的な人が増えているこの時代に、子供だけでなく大人にもぜひ観てほしいほんわかとした雰囲気のファミリー映画である。個人的には、舞台がアメリカ西部であり、僕の好きなアリゾナの荒涼とした風景がきれいな映像で表現されている点が何と言っても素晴らしい。最近のアニメーション分野の技術進歩には目を見張るばかりである。


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6/26 サウンド・オブ・ミュージック [映画]

妻がサウンド・オブ・ミュージック40周年記念のリメイク版のDVDを買って帰ってきた。20年ぶりくらいに見たが、やはり名作である。特に今回のリメイク板のDVDは、映像がやたらきれいになっているし、音声もクリアーになり、この映画の売り物である歌もよい状態で録音されている。

昔見たときは、登場人物が英語で話していることなどほとんど理解していなかったが、今回は曲がりなりにも英語を解することができ、話していることと字幕の表現にだいぶギャップがあることに気付いた。韻を踏んで歌っていることがきちんと日本語では表現できていなかったりして、そのあたりは残念。

しかししかし、あの美しいザルツブルグの街の風景には、見とれずにはいられない。影響を受けやすいので、すっかりヨーロッパへ行きたくなってしまった。

サウンド・オブ・ミュージック <ファミリー・バージョン>

サウンド・オブ・ミュージック <ファミリー・バージョン>

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/05/26
  • メディア: DVD


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6/24 MI3 [映画]

MI3(ミッション・インポッシブル3)の先々行ロードショーを観てきた。ベルリン、ローマ、上海と大規模な海外ロケを繰り広げ、ものすごい予算を使っているだろうことが容易に想像できる映画である。テンポが速く、大規模なアクションが連続で来るので、途中で飽きることなく、満足度はかなり高かった。もっとも、ハリウッド映画そのものなので、ストーリーを期待していくのは間違いである。

今回うまいなあと思ったのは、この映画のマーケティング戦略。通常のテレビCMなどのマスメディアへの露出に加え、DHLとタイアップしたCMを流したり、トム・クルーズに国交大臣を訪問させたり、新幹線を借り切ってファンとの交流会を開催したりと、マスコミが取り上げてくれる可能性の高い費用対効果の大きい突飛なイベントを組んでいる。さらに、公開スケジュールが上手に組まれている。最近多い手法だが、実際の公開日が2週間後であるにもかかわらず、先々行ロードショー、先行ロードショーと称して、週末にだけ先行公開するのである。「週末限定」と潜在的観賞者の飢餓感を煽りつつ、実際の観賞者には「自分だけ特別に観れた」という満足感を与える、「希少性」「特別感」に訴える手法なのだが、人が映画を観るのはほとんどが週末だろうから、配給側にとっては、上映機会を週末に絞ってもそれほど実害はない。むしろ、必要以上の満足度を刷り込まれた実際の観賞者の口コミで、今後の観賞者数は伸び、上映期間も延びるのではないだろうか。


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6/17 フライトプラン [映画]

近所のビデオ屋で「フライトプラン」という映画を借りてきた。ジョディ・フォスター主演の飛行機の機内を舞台としたサスペンス映画である。ジョディ・フォスターの娘が機内で行方不明となるものの、機長以下誰もそれを信じてくれず、逆に精神錯乱者として扱われる中、一生懸命娘を捜し続けるのであるが、狭いという先入観がある飛行機の機内にこんなにも色々な人目に触れない場所があることに驚く。ジョディ・フォスター自身がかなりシリアスに映る女優であることに加え、「映画全体の雰囲気を深刻に作りすぎてやいないかい?」と疑問を持つほどに、必要以上におどろおどろしい効果音が耳に付いた。映画の内容自体は可も不可もない程度、DVDを借りてきて観るのがちょうどよいくらいの内容であった。

フライトプラン

フライトプラン

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2006/05/24
  • メディア: DVD


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4/2 クラッシュ [映画]

アカデミー賞作品「クラッシュ」を観に行った。根深い人種差別問題や銃社会、格差社会などアメリカの暗部と、人間が本来持っている良心とのジレンマによる苦しみを赤裸々に描いた作品で、この映画をアカデミー賞作品として選んだ選考委員の人たちの良識に敬意を覚える。この映画を観終わった後すぐに思ったのは「アメリカはやっぱり怖い国だなあ」ということである。この映画で描写されているように、アメリカには黒人だけでなく、アラブ人やアジア人やヒスパニックに対するものも含めて人種差別の問題がまだまだ色濃く残っているはずで、それが表面的には否定されていることからますます問題は根深い。この映画を観たアメリカ人の多くは、おそらく、日常的な光景を描いたドキュメンタリータッチの映画として受け取るのだと思うが、人種差別問題と縁遠い日本人にとっては刺激が強すぎる。ブッシュの右傾政策により、ますますこういう問題が激しくなっているはずで、この映画は、そういうアメリカ社会に対する警鐘を鳴らしている。「クラッシュ」というのはうまいネーミングである。


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2/26 県庁の星 [映画]

織田裕二主演の映画「県庁の星」を観た。同じ公務員として共感できる部分が多く、面白かった。何ごともマニュアルに沿って処理し、政治家うけする仕事のタマを考えることをやりがいにしている県庁のエリート「県庁さん」が、新設された官民人事交流制度に基づいて地元のスーパーで研修をすることになったものの、そのスーパーでの仕事のやり方がお役所仕事とはほど遠い文化であることに愕然とさせられるストーリー。県庁さんは、最初はそのようなスーパーの文化になじめず、孤独感を味わうことになるが、あるきっかけを契機に、スーパーの経営再建に積極的に乗り出し、そして本来の公務員のあり方にも気づいていくことになる。パート2も期待させるようなエンディングだったが、ぜひ、多くの公務員に観てほしい映画。


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1/8 Mr.&Mrs.スミス [映画]

午前中仕事をこなし、その後、ブラッド・ピット主演ということで六本木まで「Mr.&Mrs.スミス」を観に行った。もはやめでたくもないが一応誕生日ということで、少し奮発してプレミアシートを予約した。1席3,000円だが、足下が広いリクライニングシートで、ドリンクも1杯付いているので、実はそれほど割高ではないのかもしれない。あまり下勉強することなく映画館に向かったのだが、なかなか面白い映画だった。お互いプロの暗殺者であることを隠しつつ退屈な結婚生活を送っているというかなり特殊な夫婦設定で、アクションも多いのだが、実は、結婚生活を続ける夫妻にとっての教訓のようなものを暗示されているようであり、そのあたり、ヒューマンドラマ的な側面もあり、奥が深い。妻は「ジョン・スミスとジェーン・スミスというごく一般的な名前を使っているのは、極端な例を使いつつ、どの夫婦にも存在する問題を普遍化したいからなのだ」と言っていたが、そのとおりだと思う。映画自体もここでハッピーエンドかと思ったところからさらに新しいストーリー展開があり、「お買い得感」があった。お薦めの映画である。
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