6/21 駅のエスカレータ [経営]
今日も朝から大臣ブリーフ。ご機嫌はよかったものの、宿題をいただく。その他は淡々とした1日。
前から疑問に思っていること。駅の階段は、ホームから改札口へ向かう方向は幅が広く取ってあり、逆方向は狭くなっている。これは乗客のフロー(これから電車に乗る人のフローは一定の割合で細く長く続くが、電車から降りる人のフローは電車到着直後が一番大きく、急激に小さくなっていく)を考えればしごく当たり前のことである。しかし、最近バリアフリー化が叫ばれるようになり、駅にもエレベータやエスカレータの設置が進んでいる。階段併設型のエスカレータ、あるいは、エスカレータ3本設置型であれば、電車到着時の乗客の殺到を捌くキャパはあるのだが、階段を丸ごと同じ幅の上り下りのエスカレータ2本に入れ替えてしまった場合、電車到着時の乗客の殺到を捌く余裕がなくなる。したがって、多少エスカレータの速度を速めることによって多少なりとも混雑を緩和しようとしている駅もあるようだが、今度は安全性の問題が出てくる。設計段階において容易にこのような問題が発生することが分かっているにもかかわらず、どうしてこういう事態が発生してしまうのだろうか。一番簡単な解決策は、エスカレータは1本だけにして階段を復活させるという選択肢だろうが、せっかく設置したエスカレータを撤去するのは憚られるのだろう。他にも、1人幅のエスカレータと3人幅のエスカレータを組み合わせる方法だってあるはずであるが、これとて入れ替えには莫大なコストがかかる。せめて今後エスカレータを設置する駅だけでももう少し頭を柔軟にして対応してほしいものだ。
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