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1/9 羞恥心はどこへ消えた? [本]

成人式に出席するための着物姿の女の子がたくさん行き交う中、今日も朝から出勤し、仕事から離れることができない三連休となった。おとといに続いて法制局に6時間缶詰となり、さすがにいくつかの論点を残して他はだいたいOKという感触をもらった。あと2週間くらいだろうか。

「羞恥心はどこへ消えた?」という新書を読んだ。地べたに平気で座り込む高校生などジベタリアンなどを例に取り上げて、羞恥心とはどういう心理状態なのかを分かりやすく解説している。羞恥心の発生プロセス自体は普遍的なものだが、発生機会は時代や価値観の変遷によって変わりうること、コミュニティの希薄化に伴って「自分を知っている誰かに見られる機会」が減少し、通常知っている人の前ではとらないような行為(電車内で化粧をするといった行為など)を取るハードルが低くなっていることなどが指摘されている。いずれも、感覚的に何となく理解していたことであり、これといって目新しいことはないのだが、そういう感覚的に理解していたことを心理学者である著者が体系的に説明してくれているので、「ああ、理論的にはこういうことなのか」と納得できる。ちなみに、ジベタリアンは、ラクだから地べたに座るのであり、何ら羞恥心は持っていないとのこと。逆に高校生が恥ずかしいと考えるのは、「若者らしくない行動をとる場合」で、例えば、女性に花束を渡す行為、男性に手編みのセーターを渡す行為などはそういう若者らしくない行動に属するらしい。

今日から始まった月9のドラマ、「西遊記」だが見始めて10分で「ああ、やっちゃった」という感想。せっかくお金をかけてキャストを揃えているのにもったいない。ちゃんと11回持つのだろうか?

羞恥心はどこへ消えた?

羞恥心はどこへ消えた?

  • 作者: 菅原 健介
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: 新書

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