SSブログ

3/13 世紀の大誤審 [スポーツ]

朝方、野球のWBCの日本・アメリカ戦を中継していたので見る。なかなかいい試合で、朝の支度をするのも忘れて食い入るようにテレビを見てしまう。ずっと日本がリードしていたのだが、同点にされ、ますますハラハラドキドキの展開である。イチローが二死一・二塁のチャンスに内野ゴロで倒れた後、次の日本の攻撃でその瞬間は訪れた。一死満塁で打者が外野フライを打ち、西岡がタッチアップで悠々ホームインし、塁審がセーフとコールしたものについて、主審がアメリカの監督の「西岡のスタートが早かったのではないか」という抗議を受け、判定をひっくり返したのである。テレビでは繰り返し西岡のスタートと外野手の捕球の瞬間をかぶせてスロー再生するが、どう見ても西岡のスタートは外野手の捕球後であり、主審の判定は間違っている。その後、時間が来てしまったので、後ろ髪を引かれる思いで9回の攻防を残して出勤、結果、日本はサヨナラ負けを喫してしまったことを後で知ったが、日本が1点差で負けたことでこの大誤審問題が大きくクローズアップされることとなった。日本が勝っていたら、単なる誤審の1つで済んでいただろうに。

野球において審判の判定は絶対であり、それを覆すことはできないが、それ故、王監督の言うように、一度セーフの判定を下した後に監督の抗議に基づいて簡単に判定を覆してしまうというのはどう考えてもおかしい。また、抗議した監督も主審も同じアメリカ人であったことが疑念に拍車をかける。日本を含め各国は、WBCが始まる前から、審判団の組成についてアメリカ人だけでなく、参加各国から審判を出し、自国の対戦試合には同じ国の出身者が審判を務めないこととすべきだと主張し、結果的に却下されていたらしいが、図らずも国際試合においてその問題が噴出してしまった。まあ、第1回目なので、大会運営に色々な問題は出るだろうが、ぜひ来年以降の糧としてもらいたい。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。