4/19 質問取りの効用 [日記]
朝、昼、夕と霞ヶ関と永田町間を明日の委員会の質問取りで3往復。議員会館で質問取りをして、役所に戻って問表を起こし、また違う議員のところへ行って質問を取ってという繰り返し。政策としては何も新しく生み出しておらず、かなり非生産的な1日のように思えるが、この質問取り、僕は結構好きである。議員とのやり取りを通じて質問を落とすとか、他省に押しつける、質問を変えるといった駆け引きもあるが、より重要なのは、議員本人が翌日の質問のために勉強しなければならず、本気になっている点である。通常の議員ブリーフの際は、こちらが分かってもらおうと一生懸命に説明しているにもかかわらず、先方はあまり関心を持っていないということがままあるが、質問取りの場合は、その主従が逆転し、先方の方が真剣なので、この時間の使いようによっては、こちらが伝えたいメッセージを効果的にインプットすることができる。とはいえ、1日に3つ固め打ちをされるとさすがに疲れるのだが。
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