5/30 法案の成立 [日記]
ようやく今日の参議院の委員会で担当していた法案が上がった。正月休みを返上するなどして自分が一字一句書き上げた法案が国会を通り、新聞にもそれが載ることは、なかなか感慨深いものがあるが、思い返せば、企画段階から9ヶ月もの日時を要しており、なかなかに時間がかかるものである。問題は、ほとんど誰一人として、肝心の法案の中身を理解していないということ。役所の中でもどういう意味のある法案なのかきちんと理解できている人は、片手で数えあげることができる数人だろう。国会の質問でも議員からは誰一人としてそもそもどういう法案なのかということについて突っ込んだ質問はなかった。答弁を書かなくてよいという意味ではラクでいいのだが、そんなのでよいのだろうか?また、権力の横暴を糺すべきマスコミもこっちがわざわざヒントを上げても、通り一遍の取材をしただけで、法案の本質を理解できていると思われる記者は誰一人としていなかった。まあ、世の中そんなファジーな感じで、何となく動いているいるのだろう。
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