6/5 逮捕続き [ニュース]
秋田では彩香ちゃんの母親が逮捕され、東京では村上ファンドの村上氏が逮捕されるという忙しい1日。両方の事件とも新聞紙上では抑制された表現を続けてきたものの、週刊誌ベースでは逮捕は秒読みとされており、それほどの意外感はないが、逮捕の日を重ねたことには何か検察・警察首脳陣の思惑があるのだろうか。
伝聞情報によれば、豪憲君・彩香ちゃん事件は、地元では消去法的に「犯人はこの人しかあり得ない」という状況で、証拠が出てこない中、警察もマスコミも24時間容疑者をマークし続けるという異様な状態が続いていたらしいが、ようやくなにがしかの物的証拠が見つかったということなのだろうか。それとも業を煮やし、自白狙いで任意で引っ張り、強引に何らかの供述を引き出したのか。
村上氏のインサイダー取引による逮捕というのは、立証が困難な罪だとされているが、検察があえて逮捕に踏み切ったのは、ライブドア側から確たる証拠を得たということなのだろう。一連のライブドア騒動絡みの国策捜査の一部に違いなく、大仰な記者会見を開いてまで罪を認めていることから、おそらくまた懲役2年6ヶ月以下で執行猶予も付くというパターンになるのだろうが、この村上逮捕がホリエモンの裁判に不利な方向で働きそうなことは確かである。
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