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1/15 運転士の質の低下 [日記]

最近、朝の通勤時にいつも感じることだが、(よく止まったり遅れたりすることに加え)京浜東北線で下手な運転をする電車の運転士が増えているような気がする。下手な運転士に共通なのは、出発時、到着時その他の場面において電車の急制動が多いこと。座っている場合やつり革などに掴まっている場合は問題ない程度の制動であっても、何の支えもない場合にはよろめいてしまい、極端な場合には電車内将棋倒し状態になることすらある。運転士は日常的に運転室で座って運転しており、また満員電車内で押しくらまんじゅうをする経験もあまりないのだろうから、どの程度の制動をすれば車内でどのような影響があるのかということを自身の感覚として分からないのではないか。また、JR西日本の尼崎の事件でもあったように、運転士の評価が定時性という基準だけで測られてしまい、乗客の満足度については評価基準とはなっておらず、若い運転士は近視眼的にノルマ達成に向けて邁進してしまうのではないか。あと、電車が高性能化したために運転技術の優劣がそれほど表面的には現れなくなっている、そして運転のための研修が簡略化されている可能性もある。おそらく単一の要因ではなく、このような複数の要因によって運転士の質の低下が起こるのだろうが、元々寡占企業で顧客志向が働きにくい風土なのだから、必要以上に顧客のことを考える土壌作りをしなければならないはずなのだが、いったいどうなっているのだろうか。


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