2/17 ハゲタカのドラマ化 [テレビ]
真山仁の「ハゲタカ」がドラマ化され、NHK21時~の枠で今日から6回シリーズで放映されている。視聴率があまり伸びそうにない経済ものの硬派ドラマがゴールデンの枠で放映されるのはなかなか珍しいが、NHKだからこそできる業だろう。本が面白かったので、裏番組の「演歌の女王」がふがいないことも手伝って楽しみにしていたのであるが、ドラマ化されるとストーリーが単純化されざるを得ず、本の面白さがちょっと陳腐化してしまう感じ。往々にして、小説のドラマ化ではこういう現象が起きるが、世の中的にはきっとドラマを見てから本を読む人の方が多いのだろうから、この順番であれば一度噛んで二度おいしい?こと間違いなしである。
なお、このドラマでは、肺がんから復活した柴田恭兵が準主役級で出演している。久しぶりに見たが、相変わらずなかなかいい味を出している。
コメント 0