2/18 ルビ [日記]
MONEXの松本大さんの日記に「ルビの語源はRUBY」なる驚くべき事実が書かれていた。かつて、明治時代のころのイギリスで、活字の大きさは、小さい順にダイヤモンド、パール、ルビー、エメラルドと宝石の名前がつけられており、ふり仮名用の小さな活字がルビーだったために、日本でも「ルビ」と呼ぶようになったとのこと。たしかに、言われてみれば「ルビ」というのは純正日本語にはない語感であり、ちょっと考えれば外来語であることが分かるのだが、あまりにも一般的に使われている用語なので、そんなこと考えもしなかった。
この松本さんの発見を読んでさらに疑問に思ったこと。一つは、どうして活字の大きさを宝石の名前で表現しようとしたのかということ。もう一つは、どうして一番大きな活字の名前となりそうなダイヤモンドが一番小さい活字の名前となったのか。謎は深まるばかりである。
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