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12/11 四国縦断 [旅行]

昨日は、山越うどんを出発してから四国を縦断、高知で桂浜に立ち、坂本龍馬気分を味わった後、感じのよい海辺の喫茶店でまったりし、予約していたヴィラ・サントリーニに引き上げた。ヴィラ・サントリーニという洒落た名前で、見てくれもエーゲ海の崖の上に建つギリシャ調の建築なのだが、実は最近できたばかりの国民宿舎である。石造りで冷えるが、なかなか居心地はよく、満足。もっとも、疲れが一気に吹き出してしまい、夕食を挟んでほとんど寝ていたのだが。

今日は、高知から松山への旅。意外と険しい四国山地を越える。途中に佐川町という町があり、あまり産業もなさそうなにも関わらず、不思議なくらいに大きく、歴史を感じさせ、町自体に活気があるのにびっくりした。平家の落ち武者集落が起源のはずなのだが、これではすぐに源氏に見つかってしまうではないか。もう1つびっくりしたのが分水嶺。行けども行けども川は南へ流れ、なかなか分水嶺が現れなかったのだが、松山市まで30km弱となったくらいでようやく川の流れが反転した。四国の分水嶺がかなり北側に寄っているのは新しい発見。瀬戸内側がすぐに渇水になるはずである。

旅行中、重松清の「流星ワゴン」を読破。評判がよく期待値が高かったのだが、たしかによく練られたストーリー展開となっており、話にはまりこんで一気に読み進んでしまった。子供がいれば、より主人公に自分を入り込ませることができただろう。

流星ワゴン

流星ワゴン

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 文庫


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