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12/20 人は見た目が9割 [本]

売れている新書「人は見た目が9割」を読んだ。漫画家の視点から、コミュニケーションにおける見た目の大事さを主張しており、その点は共感する。コミュニケーションでは、目からの情報を疎かに考えてはならないことはもちろんだが、同じ耳からの情報であっても、話し方や声のトーンなどによって話の中身の伝わり方はかなり違ってくるはずである。仕事柄、色々な組織にいる色々な人たちとコミュニケーションする機会が多いが、まず大事なのはいかに説得的に話すかということよりも、いかに相手の信頼を得ることだと思う。一度信頼を得てしまえば、同じ話の中身であっても、相手に理解してもらうこと、受け入れてもらうことが格段に易しくなる。これは自分がメッセージの受け手であっても一緒である。うさんくさい人から発せられるメッセージは、中身がどんなに論理的に詰まっているものであっても割り引いて受け取ってしまい、どうやって受け入れるかということよりも、どうやって反論するかということをまず考えてしまう。また、「見た目が9割」のうちでも第一印象の部分がかなりの割合を占めているのではないか。ネガティブな第一印象を覆すのは容易ではないはず。

人は見た目が9割

人は見た目が9割

  • 作者: 竹内 一郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 新書


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