3/27 午前三時のルースター [本]
今春の課題作家として?、垣根涼介シリーズを集中的に読んでいるが、今回は、「午前三時のルースター」を読んだ。結論から言うと、既読の「ヒートアイランド」「君たちに明日はない」と比べるといまいち。舞台は日本ではなくベトナムで、主人公のエスコートする少年が失踪した父親を探すのだが、なぜか意味不明の妨害工作に遭うというストーリー。サントリーミステリー大賞受賞作ということなので、テイストが合わなかった僕の単なる主観的な問題なのかもしれないが、進行がスムーズでなく、垣根作品の特色であるスピード感に欠ける印象だった。
コメント 0