4/7 小沢民主党誕生

下馬評どおり、小沢さんが民主党の党首に選ばれた。さっそく各局の夜のニュースに登場していたが、一頃とだいぶ印象が変わってきたのに驚いた。年齢のせいなのか、長いこと在野に下って苦労したせいなのか、それとも単に本心を隠すのが上手になっただけなのか、言うべきことはきちんと言うものの、かつてあった独りよがりの強引さは陰を潜め、テレビの向こうに相手がいることを意識しながら丁寧に話すようになっている。僕自身もずっと小沢嫌いだったのだが、テレビをザッピングしながら彼の姿を見ていて、だいぶよい方に揺り戻された。もしかしたらまだ総理の目が残っているのだろうか。自民党以上に色々な人たちがいる民主党をまとめるのは並大抵のことではないが、とりあえず来年の参院選のお手並み拝見といったところか。

ところで、霞ヶ関の官庁街には、国賓が来日すると、その国の国旗と日の丸が街灯に取り付けられるが、今週は見慣れない国旗が掲げられており、どこの国だろうと思っていた。よくよく調べてみるとサウジアラビアの皇太子が来日していたとのことで、サウジアラビアの国旗であることが判明したのだが、砂漠の国のイメージと、緑色を地にした国旗がどうも結びつかないのだが、緑はイスラムの聖なる色とのことらしい。