SSブログ

4/11 虚像の砦 [本]

デビュー作の「ハゲタカ」が面白かったので、真山仁の「虚像の砦」を読んだ。今回は、テレビ業界を舞台に、政や官との関係、報道のあり方、いい加減なファイナンスなどのメディア問題に踏み込んでおり、実態を踏まえつつ、「ハゲタカ」と同様にノンフィクションに近いフィクションの仕上がりになっている。若干取材が雑で、「ハゲタカ」と比べるとリアリティに欠ける部分もあり、作品の質が若干落ちるという印象だが、それはきっと「ハゲタカ」が面白すぎたからであり、この作品も水準以上の出来なのではないか。読んで損はないと思われる。

虚像の砦

虚像の砦

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/07/01
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

4/10 ミケルソンの優勝4/12 炎と氷 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。