12/4 メタボ日記 [ニュース]
厚生労働省の恰幅のよい二人の副大臣が、自ら実験台となってメタボリック症候群対策を始めるとのことで、厚生労働省のホームページ上に現在の彼らの腹回りの写真、6ヶ月後の目標、今後のダイエット計画などがアップされた。厚生労働省の専門家の指導の下、毎週、体重や腹回りなどが測定され、対策の成果が公表されるとのことで、二人とも頑張らざるを得ない設計となっており、なかなか面白い取り組みである。まず、施策を所管している役所の副大臣二人が自ら頑張るという点に価値があるし、二人ともかなり立派なお腹を持っているので、メタボリック症候群で悩んでいる世の中年男性・女性にとって、親近感が湧き、自分もちょっと頑張ればできるのではないかと対策に対するハードルを下げる効果もある。何よりも、ほとんど何の予算も使わずに効果的に普及啓発活動を進められるというのは、財政状況が緊迫する中、素晴らしいことである。施策の担当者が、どのように二人の副大臣に話を持ちかけたのか、そのプロセスが気になるところ。
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