2/28 40代後半 [ニュース]
日本HPの社長でありダイエーの社長だった樋口さんが日本マイクロソフトの社長に内定したとのこと。また、シャープの叩き上げの片山さんが諸先輩を抜いてシャープの社長にというニュース。樋口さんはあまりにも有名な方だが、片山さんはと言えばアクオスの液晶テレビ事業で男を上げた方である。そして、樋口さん、片山さんともいずれも49歳で、日本の企業社会においては十分若手の範疇に入る方々であり、今後どのような辣腕を振るうのかが期待される。
一方で、旧郵政省の花形ポストである放送政策課長の南さんが永田町の都合で更迭され、後任にあまり日が当たっていないポストにいたと思われる方が就くのだという。南さんは48歳であり、旧郵政省の中ではやり手の課長として評価されていたらしい。片山虎さんが松田総務事務次官に対して「役所が守らないでどうする」と怒鳴ったらしいが、旧総務庁系の事務次官に怒鳴ったところでまったく響かないだろう。
同様の高い能力や実績がありながら明暗が分かれてしまったというこのニュース、第三者としてはなかなか興味深い。必ずしも昇進することが仕事のやりがいのすべてではないが、組織の評価が自他ともにわかりやすく表現される部分であることであることは間違いないわけで、プレイヤー自身としては、日々努力を続けて自分を磨き、最後は天命を待つしかないのだろうか。
コメント 0