6/12 ワールドカップ狂騒曲 [ニュース]
世間はワールドカップ一色。サッカーにまったく興味のない人間としては、平時はそのまま無関心でやり過ごせるものの、ここまで騒ぎが大きくなるとかなりうざったくなってくる。どうして90分みんながボールを巡ってただただ走り回って、結局1点、2点しか入らないスポーツがこんなに盛り上がるのかが分からない。宮里藍の惜しい試合をライブで放映してくれるのであればまだ我慢できるが、それすらもサッカーに枠を埋められているのは我慢ならない。後輩などから「今夜はどこで見るんですか?」と聞かれ、「見ないよ」と素っ気なく答えると、「え~」という反応が返ってくるが、マスコミの戦略に乗せられてにわかサッカーファンになるよりも、その方が筋が通っていると思う。それとも、年齢とともに段々と考え方が頑固になっているのだろうか。
20時過ぎに役所を出て、京浜東北線に乗ると、朝のラッシュ時と同じくらいの大混雑。みんなサッカーを見るために家路を急いでいるのだろうが、ここまでワールドカップの社会的影響が大きいのにはびっくりさせられる。それとともに、マスコミを通じた世論操作の怖さを思い知った。スポーツだからまだよいが、国の命運を左右するようなもっと重大なことで世論操作をされたら、この国はどうなってしまうのだろうか。
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