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3/5 サマータイム [ニュース]

アメリカとカナダで今年からサマータイムへの移行が3週間繰り上げられ、今月11日から始まるのだという。あくまでも外側から見ている印象論だが、さすがプラグマティックな国だけに、どこぞの国みたいに「体内時計がおかしくなる」「労働強化につながる」などといった愚かな議論はなく、「よりいっそうの省エネが必要」という錦の御旗の下にすんなり制度改正が行われているように見える。

個人的には、サマータイム制度は大賛成である。日没が1時間でも伸びることにより、省エネ効果など数値化できる効果はもちろんあるが、それ以上に情緒的な部分で、たとえば仕事が終わった後にまだ空が明るいことがあったりすると相当嬉しいような気がする(仕事が終わらなくても、冬場よりも春・夏の方が心の開放感がある)。アメリカなどは一国内に複数の時間帯が存在するなどの特殊要因があるから、サマータイム制度自体、あるいは、サマータイム制度を変更することへのアレルギー反応が少ないのかもしれないが、この国におけるアレルギー反応は異常だと思う。まだ自分たちが経験していないことに対する必要以上のおそれというものがあるのだろうか。

なお、アメリカなどのサマータイム移行繰り上げにより、ミニ2000年問題が生じる可能性があるのだという。システム変更のための労力はバカにならないのかもしれないが、それ以上に、現在後退局面のアメリカ経済に対する景気浮揚効果が期待できるのではないか。


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