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5/5 おきなわワールド [旅行]

早いもので、沖縄最終日。空港へ向かう途中、妻が気になると言うおきなわワールドへ行くことにした。おきなわワールドとは、琉球文化のテーマパークと玉泉洞という鍾乳洞が併設された、那覇から車で30分ほどのところにある施設である。さすがにゴールデンウィークで、地元民、観光客入り交じって大混雑。車を停めるのに15分、入場券を買うのに10分かかってしまった。

ようやく入場し、鍾乳洞の方へ向かったのだが、なかなか立派な鍾乳洞で、よくよくパンフレットを読むと、日本第2位の全長5kmあるらしい。公開されているのは、そのうちの1km弱で、アップダウンもあるので歩ききるのには30分くらいかかってしまった。この鍾乳洞、惜しむらくは、天井からつり下がっている鍾乳石が、観光客の歩道を通すためにかなり大胆に削り取られていることと、無粋な照明配置により、せっかくの自然美が損なわれてしまっている。

鍾乳洞を出ると、熱帯フルーツ園があり、バナナやマンゴといった熱帯のフルーツの木が並んで、よい香りを出している。その後にそれらのフルーツを使って(もちろん別の場所から調達してきたものだろうが)生ジュースを販売している小屋があり、人の心理をうまく掴んだ古典的な販売手法に感心する。分かってはいても、つい手が伸びてしまう。妻はさとうきびジュースを買い、実際に目の前でさとうきびをすりつぶしてジュースを作ってくれるのだが、その甘さに喜んでいた。

熱帯フルーツ園の次は、琉球王国城下町と称する伝統工芸のパビリオンが連なる通りとなる。いずれも体験施設となっており、自分で焼き物を作ったり、ガラスを吹いたり、藍染めができ、大人から子供まで幅広く楽しめるようになっている。時間がなかったので何も体験できなかったが、これは楽しそうである。ここもフルーツ園と同じように終点に大きなおみやげ屋があり、うまい商売をしている。

空港でソーキそばとフーチャンプルーを食した後、後ろ髪を引かれる思いで帰りの飛行機に搭乗したのであった。


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5/3 美ら海水族館 [旅行]

朝寝坊してチェックアウトし、美ら海水族館へ向かう。途中の緩い峠道で「山原そば」という地元民が列を作っているディープな感じの沖縄そば屋を発見し、帰りに立ち寄ろうと決心する。

ゴールデンウィーク後半戦の開始とあり、美ら海水族館は相変わらずの大盛況で、駐車場の確保に難儀する。どうもみんな考えることは一緒らしい。美ら海水族館では、運良く、水族館の自慢である世界一の大水槽の真ん前にあるカフェテリアの席を確保でき、ジンベイザメやマンタの勇姿を満喫することができた。水族館は不思議と癒される空間だが、なぜなのだろうか。

水族館を離れ、行きがけに目をつけていた沖縄そば屋へ。ところが、2時間経っただけなのに「売り切れにつき閉店」の紙が貼ってある。行き路に素直に立ち寄ればよかったものの、大きな判断ミスだった。それにしても、この店は昼の2時間程度の営業でやっていけているのだからすごい。店の大きさからして、いくら回転をよくしても来客数には限界があるだろうから、きっと道楽でやっているのだろう。

今夜の宿は、海岸沿いにちょっと南下したパナシアという小規模なホテル。結構な宿泊料をとるので期待していたのだが、アットホームな雰囲気はよいとして、ワンルームマンションを改造したような小振りな部屋にはがっかり。ゴールデンウィーク価格だったということか。ディナーも高い値段をつけている割には味も出てくるタイミングも店員教育もいまいちでがっかり。どうも今回の旅は主目的の1つである食べ物に祟られる。


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5/2 沖縄行 [旅行]

ラッシュアワーを外し、昼前の飛行機で沖縄へ。突然の雷雨の影響で離陸が1時間も遅延する。後の予定が決まっていればソワソワするところだが、キチッとした予定を組んでいないので、のんびりと待つ。アップグレード券をもらっていたので、飛行機の席をスーパーシートにアップグレードしたところ、席間が広いわ、弁当が出てくるわで妻は大喜び。沖縄便は飛行時間が長いので、同じアップグレード券でも使いでがある。

今回の沖縄旅行で唯一の懸案事項だったレンタカーだが、空港で無事にレンタカーが確保でき、一安心。さっそく空いている平日にと、あしびなーアウトレットモールへ向かった。夏のクールビズ対策を講じようと思ったところ、かなりの品薄状態で期待はずれ。ゴールデンウィーク前半戦でかなり売れてしまったのだろうか。妻は色々とお目当てのものがあったらしく、長いことカフェテリアで待たされる。

すっかり遅くなってしまったが、高速道路をひた走って、名護市郊外にある宿へ急ぐ。1泊目は、去年新しくできたマリオットである。アメリカのビジネスモデルをそのまま沖縄に持ち込んだ感じで、アメリカ人が喜びそうな派手な外観とゴージャスな造りである。部屋も大きくきれいで、第一印象はかなりよい。ホテル内に沖縄料理の店が入っていたので、晩ご飯を食べに行ったところ、こちらは豚肉料理やチャンプルー類など典型的な沖縄料理というものが皆無でがっかり。メニューにないことを承知で「テビチが食べたい」と言ったら、オーダーメイドで作ってくれたが、全体として味がいまいち。レストランさえきちんとすればよいホテルになると思う。


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12/11 四国縦断 [旅行]

昨日は、山越うどんを出発してから四国を縦断、高知で桂浜に立ち、坂本龍馬気分を味わった後、感じのよい海辺の喫茶店でまったりし、予約していたヴィラ・サントリーニに引き上げた。ヴィラ・サントリーニという洒落た名前で、見てくれもエーゲ海の崖の上に建つギリシャ調の建築なのだが、実は最近できたばかりの国民宿舎である。石造りで冷えるが、なかなか居心地はよく、満足。もっとも、疲れが一気に吹き出してしまい、夕食を挟んでほとんど寝ていたのだが。

今日は、高知から松山への旅。意外と険しい四国山地を越える。途中に佐川町という町があり、あまり産業もなさそうなにも関わらず、不思議なくらいに大きく、歴史を感じさせ、町自体に活気があるのにびっくりした。平家の落ち武者集落が起源のはずなのだが、これではすぐに源氏に見つかってしまうではないか。もう1つびっくりしたのが分水嶺。行けども行けども川は南へ流れ、なかなか分水嶺が現れなかったのだが、松山市まで30km弱となったくらいでようやく川の流れが反転した。四国の分水嶺がかなり北側に寄っているのは新しい発見。瀬戸内側がすぐに渇水になるはずである。

旅行中、重松清の「流星ワゴン」を読破。評判がよく期待値が高かったのだが、たしかによく練られたストーリー展開となっており、話にはまりこんで一気に読み進んでしまった。子供がいれば、より主人公に自分を入り込ませることができただろう。

流星ワゴン

流星ワゴン

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 文庫


11/20 ドライブ日和 [旅行]

チェックアウトの時間ギリギリまで宿でゴロゴロし、ほかの客はとっくに出かけている中、最後に宿を出発する。おみやげに笹の葉にくるんだおむすびをくれたのは、結構大きなポイント。黒川温泉とはどんなところかということが気になっていたので、まず一山越えて黒川温泉へ。さすがに紅葉の季節だけあり、結構な人でごった返している。山中のなかなか品のよさそうな温泉街である。次回はぜひ王道を攻めたい。

昨日に引き続いてのドライブ日和で、阿蘇の山々が本当にきれいである。こんな雄大な大自然を身近に楽しめる熊本の人たちは幸せだと思う。阿蘇山麓のカフェなどでゆっくりした後、後ろ髪を引かれる思いで空港に戻り、辛子蓮根や明太子などを大量に買い込み、東京に帰還。行きもターミナルからバスで移動しなければならないオープンスポットだったのだが、帰りも一緒。なんで熊本便はこんなに虐げられているのだろうか。


11/19 草千里ヶ浜 [旅行]

今週末は1泊2日で駆け足の阿蘇周遊旅行。熊本空港に着き、レンタカーを借りた。キャンペーン中で安く借りられるとのことで、新型プリウスに初めて乗った。かなり進化していて、非常に快適である。さっそく、今日の目的地である草千里ヶ浜へ。阿蘇はいつも通り過ぎるだけでまともに周回したことはなかったのだが、アメリカの大自然にも肩を並べうる見事な景観である。草千里ヶ浜まで上ると、車上の温度計で10度を下回る寒さ。九州だから暖かいという先入観は間違っている。草千里ヶ浜は、新緑に覆われる春先が一番の見頃らしいのだが、秋でも寂しげな雰囲気ながら雄大な草原そのものは楽しむことができる。

今日の宿は、阿蘇のカルデラをさらに北上し、北側の外輪山に登ったあたりの扇温泉にポツンと建つおおぎ荘。あの全国的に有名な黒川温泉の隣にある温泉である。秘湯っぽい雰囲気で、車が行き違うのも困難な狭い道を延々と登っていったところにようやくその宿はある。温泉の泉質と食事がよいという評判があることとコストパフォーマンスがよさそうなことを評価して宿を決めたのだが、部屋が多少簡素すぎるのを除けば、静かな雰囲気の中ゆっくり過ごすことができ、期待を裏切らない出来だと思う。

 


10/9 アウトレット詣 [旅行]

せっかくの3連休にも関わらず、ドンヨリとした天気が続いているが、中日の今日は御殿場のアウトレットへ向かった。行きの東名は、どこぞのバカが海老名サービスエリア付近で事故ってしまったため、横浜町田インターから渋滞に巻き込まれ、1時間のロス。アウトレットに着くと、既に雨は上がっており、傘は不要な状態。雨模様で人出は減るだろうと予想していたのだが、相変わらずものすごい人出で、こんなに集客できるのであれば、正規品に比べて薄利とはいえ、都心に出店してもビジネスとしては成功するだろうにとも思う。ブルックスブラザーズ、ティンバーランド、コールハン、ナイキ、ノースフェイスなど主要なアメリカンブランドの店を渡り歩き、秋冬物を買い漁ったのだが、ブルックスはいつも品揃えがよくて好印象。

買物終了後、御殿場駅付近にあるいつもの「名鉄菜館」へ移動し、中華料理。御殿場へ来ると、いつもここへ来てしまうが、相変わらず安い値段でおいしい中華がたらふく食べられる。特に、コースの最後の方に出てくる福建炒飯はボリューム的にも味的にも素晴らしい。本当であればもっと大人数で来た方がより色々なメニューが楽しめるに違いない。今日も食べ過ぎるくらいに食べてしまい、東京まで帰るのがかなり億劫になるが、頑張って帰還。


9/11 自民党圧勝 [旅行]

短い北海道滞在最終日は、硫黄山でゆで卵を食べて寿命を延ばした後、摩周湖へ。前回来たときもくっきりと見えたが、今日も霧の摩周湖はすっきりと晴れ上がっており、全体を見渡すことができる。案内板には、昭和6年のデータを根拠に「世界で一番透明度の高い湖」と宣伝しているが、今現在はどうなっているのだろうか。透明度は下がり、比較対象の湖も増えているだろうから、かなり厳しい状況に陥っているはずである。

摩周湖からはひたすらパイロットファームを突き抜けて空港へ。空港を飛び立ち、襟裳岬を過ぎるあたりまではいい天気だったものの、本州に入ってから急激に天候と気流が悪化、飛行機もガタガタと揺れる。羽田に着くと雷雨になっており、よくこんな中着陸できたなあと感心する。

夜は開票速報。役人を10年もやっているとイヤでも議員の名前をたくさん覚えており、妻にあきれられる。今回の選挙では、想定外なくらいにまで自民党が圧勝し、東京ブロックでは比例名簿が費えて、社民党に議席をタダで譲り渡さなければいけないという珍事まで発生した。自民党の強さというよりは、民主党の不甲斐なさばかりが目立った選挙であった。ここまで勝ってしまうと、これを上回る勝利というのはなかなか考えにくいため、次回の揺り戻しが恐いところ。たしかに、小泉くんは次回の参院選前に総理を辞めて、次期の弱体政権に影響力を行使し続けるのが得策である。


9/10 温泉と魚と [旅行]

サロマ湖とオホーツク海を隔てる砂州の部分を散歩。写真で見るとかなり細く見えるが、実物は、湖と海がお互いに見通せないほど太い。そんなことにびっくりしながら、サロマ湖を離れて網走市内へ。網走名物の網走監獄へ向かった。観光バスが何台も止まるほどの、網走随一の人気スポットである。入場料1,000円は高いなあと思いながらも入場すると、中はなかなか広く、展示物も凝ったものが多い。実際に昭和の時代まで使用されていた牢屋なども生々しく残っており、よくこんなところに4人も5人も閉じこめられていたなあと感じる。網走からは、美幌峠を越えて屈斜路湖へ。屈斜路湖沿いにある今日の宿に到着。晩ご飯は、川湯温泉街まで出かけ、地元の小料理屋で食べたが、当てずっぽうで入った割にはなかなかのホッケのお味であった。今日も温泉に浸かり、ゆっくりと過ごす。


9/9 北海道入り [旅行]

夫婦で有休を取り、北海道へ。道東にある中標津空港という日本全国見回しても1、2を争うであろうマイナーな空港へ降り立ったのだが、9月に入ったとはいえ、東京よりもちょっと涼しい程度で、暑いことには変わりない。昼ご飯を食べずにいたので、とりあえず腹ごしらえをしてから行動と思い、街中へ向かったものの、中標津の中心市街地は崩壊しており、食べるところがまるでない。仕方ないので、国道へ出たところ、街道沿いに立派なショッピングセンターが。どこの地方都市にも押し寄せている郊外化の流れがこんな田舎街でも起きている。街の人口に不釣り合いなこんな大きなショッピングセンターを建てて、果たして採算は取れるのだろうか。

今日の目的地はサロマ湖。地図上で見たところ、すぐに着くだろうと楽観していたのだが、北海道はそんなに甘くなかった。実際にカーナビに目的地を入力すると、走行距離は160kmと出た。下道の160kmというのは東京の感覚で言うとかなりの距離である。北海道ではそれをだいたい7掛けしたイメージだろうか。信号がほとんど現れない道を平均時速70km強で駆け抜け、2時間ちょっとで目的地に到着することができ、ギリギリ、サロマ湖に沈む太陽を拝むことができた。サロマ湖というのはマイナーな観光地で、同じホテルに泊まっている人はおじいちゃん、おばあちゃんばっかり。しかし、なかなかいい温泉があり、地産地消の食事もおいしく、かなり満足度は高い。


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