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1/26 所信表明演説 [ニュース]

通常国会が始まり、安倍首相が所信表明演説。また「美しい国」「再チャレンジ」「アジアゲートウェイ」など、臨時国会の所信表明演説同様の安倍ワードが並ぶ。支持率がだいぶ下がってきたものの、短い臨時国会の会期で、様々なスキャンダルが噴出しながらも、教育基本法改正、防衛庁の防衛省昇格と自分がずっとやりたかったことをきちんと実行したという点で、実は結構したたかである。通常国会では、安倍首相が自分の政権で手がけたい最大のテーマである憲法改正に向けて、国民投票法案の成否が焦点となってくるが、さらにスキャンダルが色々と出てきているものの、「これはこれ、あれはあれ」で意外とすんなり成立してしまいそうな雰囲気。参院選でソコソコの議席を死守できれば、来年の通常国会で憲法改正なんてこともあるのだろうか。

ところで、テレビを通じた印象で、安倍首相、どうも最後の方は息切れして疲れていたように見えたが、大丈夫だろうか。


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1/20 納豆騒動 [ニュース]

はじめニュースを読んだときに「は?」と思考が停止してしまったが、あるある大事典Ⅱで大規模なデータの捏造があり、特集されていた納豆のダイエット効果が実は事実ではなかったとのこと。実際、我が家でもたまたまその番組を見ており、テレビに影響されやすい妻がさっそく納豆を買い込んで1日2パック食べ始めた後のこの報道だっただけに、狐につまされた感じ。世間でもあの番組の影響力はものすごく大きかったようで、一時、スーパーから納豆が消える事態にもなり、納豆会社が急遽増産体制に入っていたとのことだが、本当にはた迷惑な話であり、謝罪広告まで出させられるなど終始振り回された納豆会社はかわいそうである。

しかし、この事件の責任の押し付け合いもまたすごい。フジテレビは「関西テレビの責任」と言い、関西テレビは「制作会社の責任」と言っているようだが、東京の視聴者からみれば、フジテレビで放映している以上はフジテレビに何も責任がないというのはどうもしっくり来ない。まあ、トカゲのしっぽ切りのようにどんどん弱者に責任を押しつけるのは、永田町、霞が関はじめどこの世界でも共通のやり方なのだろう。


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1/11 猟奇殺人 [ニュース]

新宿と渋谷で発見されていた切断遺棄死体の身元が判明し、外資系投資銀行モルガンスタンレーに勤務する若手エリートだったとのこと。そして犯人が被害者の奥さんで、かつての桐野夏生の小説「OUT」を地でいったような猟奇的な犯行であることが判明した。このニュースを見ていてすごいなと思ったのは、それを突き止めた人物。被害者のモルスタの同僚が、被害者の突然の失踪を絶対におかしいと不審に思い、内田康夫の小説の浅見光彦もびっくりの捜査活動を展開し、警察を出し抜いてマンションの防犯カメラの映像と奥さんが警察に提出していた家出人捜索願の矛盾をあぶりだしたとのこと。もちろん犯人をあぶり出したこと自体もすごいのだが、よりすごいなと思うのが、この同僚の熱意と執念。土日出勤もいとわない投資銀行マンが貴重な時間を割いて一生懸命捜査活動を行った動機をぜひ知りたいものである。

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  • 発売日: 2002/06
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OUT 下  講談社文庫 き 32-4

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1/10 夕張市の行方 [ニュース]

今年度末までに職員のほぼ半数が退職し、かつ部長・次長が全員退職、課長も9割以上が退職というものすごいことになっているらしい。たしかにあれだけ給与がカットされ、先行きも暗いと、ある程度意識の高い職員であってもモチベーションを維持するのは困難だろう。ここまで夕張市の状況を悪化させてしまった責任の一端は彼ら市職員(特に年寄りの)にもあるのだろうが、その責任は辞めることでしか償えないのだろうか。夕張市では、これまで外部委託していた警備や清掃なども直轄業務としてコスト削減を図るなどとしており、「民でできることは民で」という行革の思想に逆行するような事態まで発生してしまっている。国が見せしめ的にこのままの状況でしばらく放置するのか、それとも緊急避難的に再建スペシャリストのチームを送り込むなど何らかの支援策を講じるのかが今後のポイントとなってくるのだろうが、これからポツポツと出てくるであろう破綻自治体のベンチマークとなるケースだけに旧自治省もそう簡単に解を導き出せないのであろう。人口がないためにたいした票もカウントすることができず、政治家の介入もほとんどなさそうな状況だが、今後いったいどこへ向かっていくのだろうか。最終的なオチとしては、国と北海道がそれぞれ夕張市の周辺自治体に一定の結納金を投入し、夕張市を吸収合併してもらうというオプションしかないような気がするが、夕張市周辺の自治体(北海道も)は一様に疲弊しているだろうから、そう簡単には事は進まないのではないか。


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12/25 片山知事の三選不出馬 [ニュース]

鳥取県の片山知事が来春の知事選には立候補しないことを表明したとのニュース。片山知事と言えば、宮城県の浅野前知事、岩手県の増田知事と並んで改革派知事とされる人物であり、鳥取県の行財政改革と情報公開を徹底して行ってきたが、個人的にも彼の施策、発言、政治手法に注目してきた。奇しくも、改革派知事はいずれも役人出身であり、また、まだ50代で若いのにも関わらず10年前後で知事を引退するという点で共通している。彼らに代わる新しい改革派知事が誕生することを期待するものの、そんなに都合よく現れるとも思えず、引退はとても残念である。惜しまれつつ早期に引退するという点で、昨日のディープインパクトと共通する部分もある。

新聞情報によれば、片山知事は三選を目指すかどうかについてかなり悩んだとのこと。表向きは、あまり長い期間一人の人間が知事のポストにとどまると様々な弊害が出てくるということが最大の理由のようだが、それ以上に、知事というポストにいることのリスクが従来よりも格段に増していることが少なからず影響しているように思う。財政事情の緊迫化に伴い自治体経営が難化し、ポジティブな成果が出にくくなっていることはもちろんのこと、このところ現職知事の逮捕が連続しており、清廉潔白な知事であっても心穏やかではないだろう。また、行動の自由度や金銭的なことを考えれば、知事を続けるよりも民間人となった方がずっとよい。それ以外にも家族との時間の確保などを考えた上での決断なのだろう。浅野氏は一歩先んじて引退し、大学教授兼行政評論家として活躍しているが、来春には揃って民間人となる改革派知事がどのような第三?の人生を歩むのか、なかなか興味深い。


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12/20 来年度予算案内示 [ニュース]

財務省から各省に平成19年度政府予算案が内示された。毎年、予算折衝プロセスは簡略化されているものの、出来レースの復活折衝をセレモニー的に残しておく意味がよく分からない。総務省に対する組織定員要求のように、一発内示、復活折衝なしで喜ぶ人は多けれども、困る人はほとんどいないのではないか。行政効率化という観点からも、復活折衝のロジスティックスで主計局の事務方、各省の会計担当者など相当な事務量が削減できるはずである。

肝心の予算案だが、景気の回復による税収増、そして来年度の所得税の定率減税の廃止に助けられている側面が大きい。財政収支が改善されたとは騒いでいるものの、歳出削減に向けてどれだけ頑張ったのかという点は疑問符。特に公共事業関係、社会保障関係はもっと大胆な切り込みが必要なのではないか。例年、「特段必要ないんだけれども、予算がついてしまった。これから使い方を考えなければ。」という声を聞くが、どうしたらこういった事態の解消ができるのだろうか。主計局も各省も予算にメリハリを付けられないのはシーリング制度の悪弊なのだろう。


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12/18 モラルに欠ける人 [ニュース]

経済財政諮問会議の前議員であり、現在は政府税制調査会の会長である本間さんのスキャンダルが彼の進退問題へと発展している。おそらく問題は3点あって、1つは、非常勤の審議会委員というのは政府内に山ほどいる中で、他に官舎に住みたいという希望者が実在するかどうかはともかく、本間さんが特例扱いされ、都内の超優良物件である官舎をあてがわれているという問題。2つめは、経済財政諮問会議などにおいて国有財産圧縮の一環として23区内にある官舎の原則廃止を一方で主張しながら、他方でその該当物件に自身が住んでいるという問題。3つめは、その官舎に愛人と住んでいる(ご本人は「引越の手伝いに来ただけ」と釈明しているようだが。)という問題。いずれも、安倍総理などが擁護するように、違法ではなく、すべて倫理的な問題なのだろう。国民の反応と彼の今後の発言力の低下が明らかなだけに、落とし前の付け方は自明のような気もするが、状況を楽観視してズルズルと結論を引き延ばすのは最悪の対応である。それにしても、予想どおり支持率が急落している安倍政権は、最近マスコミからも見限られ始めて踏んだり蹴ったりの状況であるが、財務省を押し切って政府税調の会長に本間さんを置く時点で、小泉さんがいつもやっていたと言われる身辺調査をしなかったのだろうか。


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12/15 松坂の契約成立 [ニュース]

松坂が契約交渉期限ギリギリで交渉を成立させた。交渉ごとなので、ギリギリまで決まらないというのは織り込み済だろうが、一時、交渉決裂などといった報道もあったので、西武をはじめとする利害関係者はずいぶんとやきもきしたことだろう。それにしても、6年で約60億円というのはすごい金額である。もちろんキャッシュアウトは複数年になるのだが、レッドソックスがいとも簡単にポスティングの60億円と松坂に対する60億円の合計120億円を支払うことを約束できる財力的裏付けがあるのはすごい。世の中、お金を持っている人はとことん持っているものである。120万円であればまだ何とかその金額を実感として認識することができるが、いったい120億円という金額はどれほどのものなのだろうか?この金額に見合った結果を出し続けるのは至難の業だろうが、あえて自分に高いハードルを課した松坂の活躍をぜひ期待したい。松坂自身が言っているように、イチロー、松井との対決も楽しみである。

ところで、この大型契約の成立により、労せずして西武からの法人税収、松坂個人からの所得税・住民税収(少なくとも今年分は)、その他諸々の波及効果による税収が見込める国・自治体はホクホクだろう。


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12/14 そのまんま東の知事選出馬表明 [ニュース]

そのまんま東が宮崎県知事選に出馬表明をした。これまで何人か芸能界出身の首長が誕生してきたものの、どうも彼らの実績をみるに、成功している人は少ないように思う。たしかに、芸能界出身者はマスコミ慣れしているので、記者会見などを見ているとあしらい方が上手だし、アピールの仕方という点では一日の長があるのかもしれないが、マネジメントについては素人である点が響いているのだろうか。そのまんま東の客観的な情報を見ると、選挙に臨むという観点からポジティブに捉えられるものとネガティブに捉えられるものが両方ある。全国的な知名度の高さ、宮崎県出身、国体選手経験、早稲田二文に社会人入学し優秀な成績で卒業というのは前者だろうし、一方で、数回の警察沙汰の事件、2回の結婚生活の失敗というのは後者だろう。クリーンな県政を望むであろう県民がネガティブな面を過大に評価するのは十分に予想されることであり、そうすると彼の当選というのもなかなか厳しいのかもしれない。

ただ、そのまんま東が宮崎県知事の座だけを狙っているのかどうか、僕は若干疑問に思っている。もちろん県知事になれるに越したことはないのだろうが、全国から注目される出直しの県知事選なので、格好の売名の舞台となる。選挙関連の報道で全国的に注目を集めれば、彼の芸能人として先細りの現状において生活の糧を今後も得ていくためのカンフル剤になるし、もし今回の県知事選で惜しい闘いをしたら(おそらくするだろう)、次期参院選、あるいは衆院選という道もあり得る。彼の今後の人生の選択肢を増やすという意味では、なかなか巧妙な出馬表明、人生設計のように思える。


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12/4 メタボ日記 [ニュース]

厚生労働省の恰幅のよい二人の副大臣が、自ら実験台となってメタボリック症候群対策を始めるとのことで、厚生労働省のホームページ上に現在の彼らの腹回りの写真、6ヶ月後の目標、今後のダイエット計画などがアップされた。厚生労働省の専門家の指導の下、毎週、体重や腹回りなどが測定され、対策の成果が公表されるとのことで、二人とも頑張らざるを得ない設計となっており、なかなか面白い取り組みである。まず、施策を所管している役所の副大臣二人が自ら頑張るという点に価値があるし、二人ともかなり立派なお腹を持っているので、メタボリック症候群で悩んでいる世の中年男性・女性にとって、親近感が湧き、自分もちょっと頑張ればできるのではないかと対策に対するハードルを下げる効果もある。何よりも、ほとんど何の予算も使わずに効果的に普及啓発活動を進められるというのは、財政状況が緊迫する中、素晴らしいことである。施策の担当者が、どのように二人の副大臣に話を持ちかけたのか、そのプロセスが気になるところ。


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